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注文を見るAIと取り消すAI、同じ許可でいい? DecagonがPACTを公開
個人AIの身元と購入者の許可を分けるPACT。仕様公開と国内提供を区別し、EC担当者が整理できる操作権限を説明します。
運営:ACPRESS運営(株式会社Covvy)
自社に関係する?
購入者の代わりにAIが注文を問い合わせてきたとき、注文を見るだけなのか、取り消してよいのか。店舗側は、どのAIから来た依頼かに加えて、その購入者が何を許可したかも確認する必要があります。
Decagonは2026年10月6日、Instinctと共同開発したPersonal Agent Consent & Trust Protocol(PACT)をオープンソースとして公開したと発表しました。個人のAIと企業側のAIが、利用者の明示的な許可に基づいてやり取りするための仕組みです。Decagon公式発表
身元と許可を分ける
公式説明では、最初にどのAIから依頼が来たかを確認します。その後、購入者が企業へ直接ログインし、AIに許可する操作を選びます。AIの身元が分かるだけでは、購入者のアカウントを操作できるとは扱いません。同意の流れ
許可する操作は企業側が定義します。公式本文は注文の閲覧と取消を別の例として挙げています。追加の許可が必要になった場合には、同じ会話の中で許可を求める流れも説明しています。操作範囲の公式説明
提供段階と国内ECとの関係
仕様とコードの公開を確認しました。これだけで、国内の店舗や購入者が利用できるサービスが一般公開されたとは判断できません。導入には、企業側と個人AI側の実装や対象条件の確認が必要です。公開リポジトリ
| 立場・機能 | 確認日2026-10-14時点の区分 |
|---|---|
| 日本の販売者 × 商品発見 | 国内商品のAIへの掲載・提案条件は未確認 |
| 日本の販売者 × 決済 | 国内店舗の導入資格、決済接続・通貨・返金対応は未確認 |
| 日本の購入者 × 商品発見 | 国内購入者が利用できるAI・商品提案の条件は未確認 |
| 日本の購入者 × 決済 | 国内カードによる購入、支払い承認の条件は未確認 |
公開区分は「仕様・コードは公開」、国内サービスの一般公開・限定提供・申請制・開始予定は未確認と分けます。費用、国内導入実績、購入や問い合わせへの効果も今回確認できていません。
今やること — 編集部の提案
注文の閲覧、配送先の変更、取消、返金を、同じ権限でまとめてよいか整理する方法を提案します。最初は閲覧だけを任せ、変更が必要なら人が確認する、といった自社の運用方針を書き出せます。これはPACTの対応を実地確認した例ではありません。
導入先には、利用者が許可する画面で何を説明するか、許可の期限や取り消し方、本人の確認方法、誤操作時の引き継ぎ先を確認しましょう。仕様があることと、自社の注文システムが安全に接続されることは別々に検証できます。
国内の対象条件が分かるまで接続判断を待つ場合も、準備ガイドでAIへ任せる操作と人が承認する操作を整理できます。
技術的な補足と出典
PACTはA2AとOAuthを組み合わせ、AIの身元と利用者の委任を各依頼で確認する設計です。購入者のログイン情報を個人AIへ渡さない流れも説明されています。公式発表/公開コードの概要
DecagonはPersonal Agent Protocol(PAP)の作業部会への参加も発表しています。PACTの仕様公開と、PAP全体の実装・提供状況は同じ発表として扱いません。本誌はコードの実行、本人確認、権限変更、注文や決済を検証していません。
- Decagon公式ブログ:表示日2026-10-06。ページの公開日時データは2026-10-06 15:00 UTC、日本時間は10月7日00:00。確認日2026-10-14。
- PACT公開リポジトリ:確認日2026-10-14。現行の概要を確認し、発表日の根拠には公式ブログを使用。
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