ニュースECプラットフォームのAI対応(MCP・UCP)

SalesforceのUCP連携が稼働。Googleでの購入には別の参加条件

10月26日の公式発表と開発者資料を確認。B2C Commerceのen-USサイト条件、Googleの待機申込、商品発見と購入資格の違いを整理します。

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運営:ACPRESS運営(株式会社Covvy)

自社に関係する?

Salesforce B2C Commerceを使う店舗が、Google上での商品発見から購入手続きまでを接続する際の条件が具体化しました。ただし、EC基盤がUCPに対応したことと、自社がGoogleで購入を受け付けられることは別です。

Salesforceは2026年10月26日付の10月リリースの公式ブログで、UCP連携が稼働したと案内しました。GeminiアプリやGoogle検索のAIモードなどで購入できる仕組みを説明し、店舗は引き続き販売主体(Merchant of Record)になるとしています。本誌による実購入の確認ではありません。

発表日と利用条件を分ける

開発者向けのUCP資料は、B2C Commerce 26.9以降で一般提供、対象は現時点でen-USサイトのみと記載しています。10月26日は今回のブログ掲載日であり、仕様バージョンの「26.9」をその日付へ読み替えません。

決済にはSalesforce PaymentsのSKU、または第三者決済の実装が必要です。Salesforce Paymentsを使う場合はAdyenまたはStripeとGoogle Payの有効化が条件として挙げられています。Googleが最初の一般提供接続先であり、特定の接続先に依存しない設計であることから、他のAIサービスでも同じ条件で購入できるとは判断できません。

商品が見つかることと購入できること

Google接続の設定資料では、GoogleのUCP待機リストへの申込と選定が必要です。Salesforceの設定やMerchant Centerへの商品登録だけで、Geminiに購入ボタンが出るわけではありません。

Merchant Centerのフィードもen-USを対象とし、直接購入の対象商品には native_commerce の設定が必要です。商品IDをチェックアウト側と対応させることも求められます。商品発見用の情報整備と、購入を受け付ける資格・API・決済接続を別々に点検する必要があります。

設定資料は段階的な試験も案内しています。購入ボタンを使う一連の試験には実決済用の設定が関わるため、通常の商品情報確認と同じ感覚で実行するものではありません。本誌はログイン、参加申込、購入・決済の試験を行っていません。

日本の販売者・購入者への意味

確認日:2026年10月27日。公式資料の整理であり、実測ではありません。

立場・機能確認できた条件と限界
日本の販売者 × 商品発見資料上の対象はen-USサイトと同ロケールのフィード。日本企業の参加資格は個別確認が必要
日本の販売者 × 決済Googleの選定と決済接続が別途必要。日本向けサイトの提供条件・拡大日は未確認
日本の購入者 × 商品発見日本のアカウント・地域での表示条件は未確認
日本の購入者 × 決済日本で使える支払手段・本人承認・購入可能範囲は未確認

en-USというサイト条件を、すべての日本企業の参加不可や、日本から利用可能という断定に置き換えません。稼働店舗数、売上効果、追加料金の全体像も今回の資料だけでは確定できません。

今すること — 編集部の提案

まず対象サイトのロケールとGoogleの参加条件を確認します。次に、商品フィードのID・返品条件・サポート情報を注文側と照合し、最後に決済と注文後の出荷・返品連携を担当者と整理する順序を提案します。日本向けの提供開始を前提とした導入日程は組みません。

商品フィードの基本とGoogle Merchant Centerの確認項目で、自社の情報と確認手順を整理できます。フィードの形式が正しいことは、Googleの参加承認や決済接続の代わりにはなりません。

自社の準備を進める

1 / 知る

まず基本を確認する

AIで変わる買い物と、自社に関係する条件を整理します。

基本ガイドを読む
2 / 整える

何を準備するか決める

商品情報・在庫・購入条件の確認点を揃えます。

準備ガイドを読む

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